Chapters
- 01. キックボクシングとフルコンタクト
- 02. キックボクシングの歴史
- 03. フルコンタクト・キックボクシングのルール
- 04. フルコンタクト・キックボクシングのスタイル
- 05. フルコンタクト・キックボクシングの練習方法
フルコンタクト・キックボクシングのチャンピオンになる方法
万人が認める世界チャンピオンになることを夢見ている人は、フルコンタクト・キックボクシングに挑戦してみませんか?
フルコンタクトは同じ格闘技のサバットと比べてテクニック重視で暴力的な競技で、近接戦と破壊力の強い攻撃がベースです。
全身を使って相手にダメージを与えポイントを奪うフルコンタクトは、世界中の多数の格闘家を惹きつけています。
このように一瞬のうちにKOされてしまう可能性もある競技では特に、格闘家は集中力と努力が基盤です。もちろん、常にルールを尊重しなければいけません!
Superprofでは、フルコンタクト・キックボクシングについて知っておくべき基本的な知識を伝授します。
キックボクシングとフルコンタクト
毎日のトレーニングでもスリルを感じたい人やプロを目指したい人には、フルコンタクト・キックボクシングがおすすめです。

フルコンタクト・キックボクシングのルールは同じ格闘技のサバットやムエタイとかなり違い、ふたりの対戦者同士の近接戦を重視しています。
接近は許可されているというより推奨されています。近接スタイルの格闘技により反射神経や集中力が極限まで磨かれます。
米国生まれのフルコンタクト・キックボクシングは、その名前が全てを語っています。接近と格闘において禁じ手がほとんどありません。始めてみれば空手やポロ、適度な打ち合いが認められているホッケーとも違うことにすぐ気付くでしょう。
KOが認められていて選手はぶつかり合うこともある上にボクシングクラブには物があるため、感染のリスクは他のアマチュア格闘技よりも高くなります。
だから、総合格闘技(MMA)を始める前に自分の身を守るためにしっかり準備運動をすると同時に、自分の健康を脅かす可能性があることに挑戦しようとしているという自覚を持ちましょう。
フルコンタクトのポリシーが適用されるスポーツはボクシングだけではありません。ラクロス、アメフト、ロデオもフルコンタクトとして考えられています。コンタクトスポーツはアメリカのお家芸です。
キックボクシングの歴史
アメリカで様々な格闘技が大人気となったのは1960年代でした。
地元の人たちはボクシングのテクニックを間近で観るためにボクシングのトーナメント戦を企画しました。しかし、当時のボクシングはフルコンタクトとは程遠く、空手なども相手との接触がなかったので、競技者たちにリスクは大きなリスクを負うことがありませんでした。
接触ありの格闘技のアイディアを最初に出したのは有名な俳優で優れた武闘家でもあったブルース・リーでした。彼は脛ガード、ヘッドギア、グローブを着用した本格的な格闘技を推奨しました。
米国はフルコンタクト・キックボクシング発祥の地で、総合格闘技やキックボクシングで下記をはじめとする多数のスター選手を育ててきました。
- マイク・タイソン
- フロイド・メイウェザー(大金が賭けられた最近のコナー・マクレガーとのKO試合を覚えている人も多いでしょう)
- ジョー・ルイス
- モハメド・アリ(史上最も有名なボクサー)
- ロッキー・マルシアノ
- イベンダー・ホリフィールド
- ジョー・フレージャー
- ジャック・デンプシー
- ジョージ・フォアマン
1970年代に入ると、記者たちは新しい近接戦スポーツを「フルコンタクト」と呼ぶようになります。強い競技者たちはフルコンタクトが提供してくれる解放感にのめりこみました。
アメリカで格闘技の人気が高まると、世界もこのスポーツに関心を持ち始めました。1970年代半ばになると、他の国でもキックボクシングの先祖である競技空手を導入し始め、キックボクシングは公式スポーツになり、米国では公式ファンクラブまであります。
1970年代以降、キックボクシングは国際的な武術サークルにおける地位を確立して近接戦の世界トーナメントにも定期的に登場しています。
新しいスポーツであるシャドーボクシングについての知識はありますか?
フルコンタクト・キックボクシングのルール
従来の総合格闘技と違い、このスポーツのルールは選手が重傷を負うリスクを避けるために制定されました。

対戦相手からのパンチや蹴りによる怪我を避けるためには、鍛え上げた肉体が必要となります。キックボクシングはアマチュアのボクシングスタイルとは全く異なります。通常はカンフー、テコンドー、柔術などの格闘技を数年やった後に挑戦します。
パンチのみ許可されたボクシング(パンチのみ可)とクラヴ・マガ(護身術)や合気道、ボビナムなど蹴りも認められた武術のルールを採り入れたキックボクシングでは、攻撃対象として頭部、胴体、足に重点を置いています。
それでも、この格闘技では、下記をはじめとする多くの行為を禁止しています。
- 相手を掴むこと
- 既に倒れている相手を攻撃すること
- レフェリーが「ストップ」と言った後も攻撃を続けること
- 禁止されている体の部位を攻撃すること
- パンチとキック以外の打撃を与えること
- 相手に背を向けること
- 相手を持ち上げたり投げ飛ばしたりすること
- リングのロープにもたれている相手を攻撃すること
他にも試合のレベルに応じて様々な規則が設けられています。どんな状況においても対戦相手に敬意を払うように、トレーナーやコーチも厳格なルールに従う必要があります。
従って、キックボクシングに挑戦するにあたり、違反すると制裁、罰則、資格はく奪が科せられるルールを必ず守りましょう。公式ルールに違反した場合には、警告、ポイントの削減、試合取消、スポーツクラブや連盟からの除籍などの処分の対象となります。
フルコンタクト・キックボクシングは相手への敬意とスポーツマンシップに則った競技です。
フルコンタクト・キックボクシングのスタイル
この競技でチャンピオンとなるためには、ボクシングの基礎の習得が絶対に欠かせません。

キックボクシングはストレス発散のためだけに存在しているわけではありません。ボクシング初心者の憧れの的であるブラックベルトを手に入れるためには、選手は競技の手法を正しく理解して定期的かつ集中的なトレーニングを実施しなければなりません。アマチュアボクシングの試合では、ポイントを勝ち取りジャッジに良い印象を与えるためには、しっかりしたテクニックが求められます。
ここで、フルコンタクト・キックボクシングのテクニックの一部をご紹介します。
- パンチング:アッパーカット、ダイレクト、フック、バックフィスト、オーバーカット
- キック:サイドキック(横蹴り)、フロントキック(前蹴り)、バックキック(後ろ蹴り)、ハンマーキック、スウィーピング
- フライングキック:飛び蹴り(フロント、サイド)、回し蹴り、バックスピンキック(後ろ回し蹴り)
既にボクシングや東洋武術を習っている場合、これらのボクシングのテクニックは論理的に理解できるでしょう。
格闘技術に加え、ディフェンス技術の研究も忘れないでください。試合で早々にノックアウトされたくない人は防御テクニックを磨きましょう。
対戦相手の攻撃をかわし、毎ラウンドでポイントを稼ぐためには、パッシブディフェンスとアクティブディフェンスが有効です。効果的なカウンターパンチを出せば、相手の体勢をくずし、数秒でリードを奪えます。
初心者は初めてプロボクシングの試合を観戦した時に強い選手のファイトから感銘を受けます。ペイ・パー・ビュー(有料コンテンツ視聴)よりも実際に観戦した方がずっと迫力があります。
様々なテクニックを学ぶために色んな場所に出向いて、吸収したテクニックを自分の技に採り入れましょう。
サバットに関する記事もご覧ください。
フルコンタクト・キックボクシングの練習方法
次は、フルコンタクト・キックボクシングを始める前に、用意した方がいい装備を確認していきましょう。

最初に、畳やボクシングリング上での一連の近接攻撃をマスターするために、高品質の格闘技用品を揃えましょう。ボクサーにとって衣装は大切です。パンチンググローブ、バンテージ、ミトンがあれば、俊敏で効果的なパンチを打てます。
ボクシングガウン、トランクス、試合用の衣装は快適な動作には欠かせません。同様に、リング内を自由に移動できるボクシングシューズも忘れずに購入しましょう。
縄跳び、パンチバッグ、L字ガードは、自宅でのインストラクター不在のウォームアップや筋力強化トレーニングには必須です。多くのボクサーは体の色んな部位を鍛えるためにジムや自宅でクロストレーニングを実践しています。また、ボクシングで使用する用具を従来のスポーツ用品でまかなわなければならない場合もあるでしょう。
フルコンタクト・キックボクシングを習う場所
世界最高峰のフルコンタクト・キックボクシングの講師とトレーニングしている自分を想像してみましょう。
キックボクシングを習ってスキルを高められる場所はたくさんあります。
- 道場
- プライベートのボクシングクラブ
- ジムやトレーニング施設
- 格闘技のエージェンシー
- 自宅でのパーソナルトレーナー
- 週次のボクシング講座がある市民センターやヘルスセンター
- フルコンタクト・キックボクシング連盟
キックボクシング、柔術、ムエタイを教えているジムやフィットネスクラブはたくさんあります。ダイエットのために集中的な有酸素運動のワークアウトとしてキックボクシングを採り入れているフィットネスクラブもあります。
キックボクシングは効果的なエクササイズであるだけでなく、自分の身を守る方法も学習できます。
もちろん、講師に自宅まで来てもらえば、自分のペースですぐに上達できるでしょう。自分用にカスタマイズされたトレーニングメニューがあれば、初心者、アマチュア、プロも自分のニーズに合わせて練習できます。Superprofの1時間あたりの格闘技レッスンの平均価格は4000円前後です。自宅またはお好みの場所で教えてもらえます。
キック、フットワーク、サンドバッグを使ったトレーニングを教えてもらえますが、一番哀切なことは自信です。これらは格闘技の練習の中で習得していくスキルです。Superprofでは92%の講師が初回無料レッスンを提供しています。無料レッスンを受けて、フルコンタクト・キックボクシングが自分に合っているか試してみませんか?
さあ、バンテージ、グローブ、マウスガードを装着してリングに上がりましょう。初回レッスンに挑戦するなら今です!
中国拳法について知っていますか?
格闘技のスタイルについては、こちらをご覧ください。
La plateforme qui connecte profs particuliers et élèves