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経済学を定義できますか?

投稿者 Yuki、公開日 24/04/2019 Blog > 一般教科 > 経済学 > 経済学とは何か?

経済学の定義の仕方は多種多様です。多くの場合、経済学の意味は、どの経済学者に答えを求めるかによって異なります。厳密には、経済学は辞書の中で次のように定義されています。

  • 富の生産、消費、移転に関する知識の一分野」
  • 物質的繁栄に関する地域または集団の状態」

けれども、社会科学としての経済学はより多くの意味を持つことができ、必ずしも富や繁栄に焦点を当てる必要はありません。

これは、経済学が、銀行や通貨システムの観点だけでなく、人間の行動や社会全体に対する私たちの基本的な理解の点でも、私たちの日常生活に浸透しているためです。

これは、次のような多様な経済学の専門分野にも反映されています。

  • 金融経済学
  • 行動経済学
  • 国際経済学
  • 環境経済学

したがって、経済学が実際に何を意味するのか、そしてそれを研究することによってどのように利益を得ることができるのかを理解しようと思うと、理解し学ぶことが本当にたくさんあります

そこで、経済学の先生の出番です。先生は、経済学を学んでいると時に迷い込む迷路を通して手引きをすることができます。先生は経済学について違った視点を提供し、研究する中でこれまで見たことがないような経済システムや概念を懇切丁寧に教えることができるため、先生は非常に役立つ場面が多々あることでしょう。

経済学、そのより広い意義、そして現在の経済問題について学ぶのに、ボーダーラインを引く必要はありません。以下、「経済学」という用語がどれほど多様な意義を持つことができるのか、そしてそれが自身の経済学の研究のために何を意味するのかを概説します。

ここで経済学の基礎を学びましょう。

経済成長は経済理論の一部です。(ソース:CC BY-SA 2.0, 401(K) 2012, ウィキメディア・コモンズ)

一人ひとりに独自の経済理論がある

数多くの経済学者がそれぞれ、経済学が自身にとってどのような意味を持つかについて独自の定義を思いつきました。そして経済学の意味を考える上で持つ仮定は、他の経済学者の頭の中にある原則とは異なることがよくあります。

経済学の本来の意味は、ギリシャ語のオイコノミア」(oikonomia)に由来します。それは「家政」と表現できるものです。けれども、経済学の学問分野は、このやや限定的な意味合いから遠く離れていきました。

たとえば、アダム・スミス(Adam Smith)はその精力的な作品『国富論』(The Wealth of Nations)で、経済学と富は個人の自己利益から派生すると主張しました。

「我々が食事の心配をしなくて済むのは、肉屋や酒屋やパン屋が慈悲深いからではなく、彼らが自分達の利益を追求しているからである」

アダム・スミスの経済学の定義が、主にに関連しているという理解は、他の経済学者たちもうなずくところです。たとえば、ジョン・スチュアート・ミルJohn Stuart Mill)もまた、経済学は富の生産と分配の研究を含むと考えていました。

けれども、古典的な経済学の時代以降、経済学の定義を拡大しようと試みる新たな一派が現れました。実際、より軽快でありながら、多少侮蔑的な言い方として、1849年にトーマス・カーライル(Thomas Carlyle)は経済学を「憂鬱な科学」(dismal science)と呼びました。

誰もがカーライルの定義に同意するわけではなく、各テーマにおける経済学の定義を広げようとした経済学者たちが他にもいまいた。たとえば、経済学は金銭や資源管理にのみまつわる学問だという概念から離れて、ライオネル・ロビンズLionel Robbins)は経済学を次のように定義しました。

「様々な用途に使える希少性のある資源と目的との間の関係としての人間行動を研究する科学である」

ロビンズと同じ様に、経済学の影響力のある定義を行った人に、経済学を「普通に生活している人間についての学問である」と定義したアルフレッド・マーシャル(Alfred Marshall)がいます。

この定義は、ロビンズの経済学の意味についての見解とあわせて、経済学は日常生活も視界に捉えることができ、その影響は富をはるかに超えて広がりをみせるという今日のより一般的な見解を強めるものです。これは主に、後の経済学の定義が人間の状態、特に人間の行動、そして私たちの意思決定や行動が経済システムにどのような影響を与えるかに焦点を当てる傾向があるという事実からくるものです。

けれども、経済学の意味が人間の態度や行動を考慮に入れるようになったにもかかわらず、各研究者は経済学が富、繁栄、そして社会全体に対してどのように影響を与えることができるかについて独自の見方を持っていることから、基本的に経済学者一人ひとりがそれぞれ経済学に対して自ら与える意味合いを持ちうるという事実は変わりません。

たとえば、あなたがケインズにフリードリヒ・ハイエク(Friedrich Hayek)やミルトン・フリードマン(Milton Friedman)の経済学の定義に同意するかと尋ねたなら、彼らの解釈の仕方に異議を唱えるだろうことは容易に想像できます。これは、経済への政府の介入が時には必要であるという信念を持ったケインズは、経済を前進させるための最善策として自由放任主義政策を唱えるハイエクやフリードマンの信念と折り合わないためです。

失業は、経済理論、特にマクロ経済学の分野の一部となっています。(ソース:CC0 1.0, mohamed_hassan, Pixabay)

経済的意義を見つけることの難しさ

大まかに言って、経済学は次の2つの包括的な分野に分けることができます。

  • マクロ経済学
  • ミクロ経済学

これら2つの分野は互いに完全に分離しており、経済学の中で学んだり調べたりする対象やテーマは、実際にどちらの分野を見ているかによって異なります。さらに、ミクロ経済学とマクロ経済学のどちらのスペシャリストであるかによって、経済学とは何かについての定義が変わる可能性もあります。

マクロ経済学

学問分野としてのマクロ経済学は、経済が総体的にどのように振る舞うか、そしてそれが何に影響を与えるのかを考察します。

実際には、これはマクロ経済学が以下のようなテーマの研究を含みうることを意味します。

  • インフレーション
  • 国内総生産(GDP)
  • 金融政策
  • 雇用や失業率

基本的に、全体として経済がどのように振る舞うかに影響を与える可能性があるテーマはすべて、マクロ経済分析の範囲に含まれるのが筋です。

マクロ経済学を学ぶ利点は数多くあります。たとえば、各国政府はマクロ経済分析を利用して、経済政策を発展させる最善の方法や、経済成長を改善する方法を調べたり、失業などの要因を理解したりすることができます。

現代のマクロ経済学は往々にして、ジョン・メイナード・ケインズ(John Maynard Keynes)と関わりがあります。ケインズはかつて存在した最も影響力のある経済学者の一人で、その考え方はそれまでの自由放任経済政策の考え方に反旗を翻すものでした。

ミクロ経済学

その名が示すように、ミクロ経済学はマクロ経済学とは正反対の学問分野です。ミクロ経済学は、人々から世帯や企業までの経済内の個々の主体、およびそれらがとる決定と行動様式の研究です。

特に、ミクロ経済学者は、個人レベルで資源がどのように管理され分配されるかに関心を抱いています。

ミクロ経済学の範囲内に入る経済学的なテーマとしては、たとえば次のものがあります。

  • 労働
  • 生産の要因
  • 需要と供給

さらに、人間の心理学が私たちの意思決定にどのような影響を与え、それが私たちの経済的現実にどのような影響を及ぼすかを調べる行動経済学のような比較的新しい分野もミクロ経済学の領域に入ります。

需給曲線は、多くの点で経済学的な意味合いを持っています。(ソース:Public Domain、Wdflake、WikimediaCommons)

経済学とは自分自身の答えを見つけること

これまで見てきたように、経済学の本当の意義は分かりにくい場面が多々あります。このことから、学校でも大学でも、このテーマの学習者にとってイライラすることがよくあるでしょうが、それは同時に青天井であることも意味します。

本質的に、経済学が何を意味するかは自分で定義することができるからです。根本的に、経済学は私たちの生活のほとんどあらゆる場面で存在しています。

  • 普段読むニュース
  • 住んでいる国および世界経済の状態
  • 金銭的または社会的な交流がある文脈における私たちの行動様式

そのため、経済学から自分の興味や学習の好みに合わせてインスピレーションと意味を引き出すことができます。

たとえば、富の創造や分配にのみ焦点を当てた経済学の定義が自分に合っているかもしれません。あるいは、経済学の定義を広げたいと思う人にとっては、経済学は人間の状態と合理的な意思決定の研究とみなすほうがしっくりくるかもしれません。

また、興味を持っている経済分野は、経済学の捉え方によって趣を異にすることにも気づくことでしょう。たとえば、より伝統的な観点から経済学を見たいのであれば、「金融経済学」、さらには「国際経済学」について学ぶことをお勧めします。おそらくマクロ経済学のような分野がより魅力的に映ることでしょう。

けれども、私たちがどう行動するか、または株式市場での決定が時になぜ不合理になるのかの背後にある心理学に関心があるのなら、おそらく「行動経済学」が経済学の研究で最も有意義と感じる研究分野になるでしょう。

もちろん、経済学の学習で四苦八苦していたり、現代の主要経済学者は経済学をどのような学問分野として捉えているかについて学習を進める上で助けが必要だったりする場合は、常に先生を雇う形で何らかの助けを得ることができます。

経済学の先生の力を借りれば、経済学の研究に集中するのを助け、経済学者のどの点に興味を持つかを正確に指摘してもらうことができます。自分が最も興味を持っているニッチな分野を見つけたら、先生はその分野を開拓した経済学者を示すことができ、その理論と考え方について詳しく研究するのを手助けすることができるでしょう。

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