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生物学に恋して:生物学の先生が教えてくれること、教えてくれないこと

作成者 Atsushi、公開日 17/09/2019 Blog > アカデミック > 生物学 > 生物学に恋して

自然科学であり、生命科学でもある生物学は研究対象として素晴らしい分野で、すべての人に関係する考え方や概念を掘り下げます。

老若男女問わず、多くの人々が、ヒトという種族に堪えず興味を抱いてきました。その分野には、ヒトが地球と呼ばれる惑星に住むようになった由来も含まれます。生物学は人間の進化に関係してくる学問分野ですが、ヒトという存在が他の生物とどう関わり合っているかにも焦点を当てています。

頭で考え、分析し、知識を蓄える能力を備えた生物、ヒト。ヒトは、生物、皮膚の下の組織や活動、それにヒトの周りの事象に対して、自然で直感的な好奇心を抱くようにできています。

私たちは人間の身体とその仕組みを積極的に理解するだけでなく、身体への注意の向け方と、問題のある部位を見つけ出す方法も知る必要があると感じています。さらに、私たちは生まれながらにして何かを育てたいという衝動を持っているので、環境に向き合う方法を見つけ出したい気持ちにもなります。

生物学が扱う分野と向き合わない日はないほどですが、さらに興味深いのは、見方によっては、研究分野がかけ離れているように見える概念も学べる点です。つまり科学の幅広さを体験できるのです。

たとえば、あるレッスンで身体が感染症とどう戦っているのかを探ったかと思うと、次のレッスンでは地中で育った食物から吸収する栄養分がどう免疫システムを助けることができるかに焦点を当てることになるかもしれません。「命の輪」とでもいいましょうか。あらゆる生きものが生物学とつながりがあるように見え、さまざまな側面が相互に関連し合っています。

頭の中ではぼんやりわかっているかもしれませんが、生物学を勉強している生徒は、生物学が扱うトピックがどれほど多様で、授業ごとにどれほど違うかで目を丸くすることがよくあります。

生物学は、自分自身について学びますが(つまり、健康を維持する方法、身体の仕組み、闘病方法など)、宇宙とその中のちっぽけな自分が占める位置についても学びます

学校で、または生物学の先生と一緒に、生命体と、他の生物との交わりや依存関係について学ぶことにより、私たちは自分自身と周りの環境によりよく向き合う方法を見つけることができます。

生物学の先生を今すぐ見つけましょう。

生物学と日常生活の関わり合い

生物学が人生に影響を与えるのに生物学を勉強していなければならないことはありません。科学は研究室外の日常に存在し、日々の生活に確実に影響を与えています!

食べ物を例にとってみましょう。朝食をとるのに席についているとき、コーンフレークやパンの原材料である穀物や小麦粉はどの植物から精製されたものか、考えたことはありませんか?そして朝に飲む牛乳が絞られた牛のこと、そしてその牛がミルクを出すのに食べなければならない飼料のことに思いを馳せたことはありませんか?あなたが摂取するものはすべて植物レベルにまでさかのぼることができます。私たちは本当に植物と、その光合成プロセスにお世話になっているのです。

けれども、細菌の酵素は食物連鎖だけに関連しているのではありません。それに加えて毎日行う家事も、微生物の力の恩恵を受けています。たとえば洗濯物の汚れを分解する洗剤にメーカーが入れる微生物のことを考えてみてください。

メーカーは細菌の酵素を洗剤に入れて、汚れの分解を助けています。写真提供:nan palmero via VisualHunt / CC BY

洗濯に、これほどまでに教育のエッセンスがつまっていようとは想像だにしなかったのではないでしょうか?次回洗濯をするとき、あなたはしたり顔になるかもしれません。これで家事を手伝ってお小遣いをもらうだけでなく、親に洗剤の仕組みを教えてあげられるからです!

他にも温もりを感じる家で、生物学にどれだけ依存しているかに気づいているでしょうか。再生可能エネルギーの利用はますます増えてきていますが、熱源を供給するために石油や石炭などの化石燃料をまだまだ大量に使用しています。

これらの燃料は数億年前に地球を彩った生物たちの残骸で、時を経て石油、天然ガス、石炭などのエネルギー源に変わりました。

けれども、これらの化石燃料から廃棄物として放出される二酸化炭素の危険性を認識した今、人間は太陽光発電など、環境に優しい新たな熱源に目を向けるようになりました。

生物学界の最大かつ最新の出来事

私たち自身、それに住んでいる世界についての発見や識見は、何百何千年という長年の発見と研究で積み上げられてきたものですが、過去25年間で画期的な発見が数多くありました。

そのようなブレークスルーの1つで、生物学を学ぶ過程で必ず目にする出来事は、クローン羊のドリーが誕生したことです。1996年、科学者は、核移植と呼ばれるプロセスを使い、乳腺からの成体細胞を使用して、史上初めて雌の羊のクローンを産み出すことに成功しました。

その後「ドリー」と名付けられた羊は、正常かつ何の変哲もなく成長し、科学史上画期的な出来事として歴史に刻まれました。それ以来、科学者たちは他の動物もクローンで生み出してきて、絶滅危惧種や絶滅したばかりの種を救おうと科学技術を使ってクローンで再現しようとさえしました。

「ドリー」は、史上初めて誕生したクローン羊の名前でした。写真提供:dun_deagh via VisualHunt.com / CC BY-SA

私たちが人間のクローンを作ることを議論する時が来るのでしょうか?生物学のレッスンを注意深く受けていると、その答えが見えてくるかもしれません!

上記の発見と同じように、倫理上の問題もありますが、多くの科学的研究プロジェクトが顕微鏡の下で行われています。非常に物議をかもしているトピックの1つに、人間の成長の初期段階における遺伝子編集に関する研究があります。それにより、ヒト胚の遺伝を修正することができます。

遺伝子編集は遺伝性疾患に終止符を打つ可能性があり、これはこれでもちろん非常に価値のある方法なのですが、科学が何でもありになり、いつかはメニューから注文するかのように胎児が作られる日が来るのではないかと多くの人が危惧しています。たとえば、自分の赤ちゃんの性別を自由に決められるようになると、自然の摂理から逸脱してしまうのではないかと多くの人が感じています。

科学者の中には人体へ干渉することに反対する人もいるかもしれませんが、この現在進行中の研究から数多くのすばらしいことがもたらされ、まだまだ陽の目を見ないことがたくさんあります。

生物学の重要なブレークスルーには他にも、血液および骨髄の疾患、障害や癌を治療するために移植できる幹細胞の研究や、神経信号を使用してロボットの手足を脳で制御することに成功した生物医学研究があります。

テーマとしての生物学の進化

科学が進化してきたように、テーマとしての生物学は、生物学者が行った数々の新しい発見と駆使した研究手法を反映して、年々進化してきました

たとえば、高校で使う科学の教科書は、1996年以前には不可能と考えられていた科学的ブレークスルーである羊のドリーの誕生についての記述があります。

90年代というと遠い昔のように感じられ、その年代には生まれていなかったかもしれませんが、その間の出来事と併せて考えると20年はそれほど昔のことではありません。たとえばモーニング娘。やAKBはまだまだ根強い人気があり、イチロー選手は現役を引退したばかりです!そうは言っても、20年の間にさまざまなことが起こる可能性があります。あ、ここで言うさまざまなことは、モーニング娘。のメンバーが入れ替わったことを言っているのではありませんよ!

時代とともに進歩してきたことには、作物の栽培法などを扱う新しいモジュールが追加されたことがあります。作物の栽培、育種、収穫の研究が進んだおかげで、より多くのことが知られるようになりました。私たちの知識が広がっただけでなく、展望も広がり、このテーマは今では全世界の経済に焦点を当てて教えられています。

さらに、バイオテクノロジーが進歩するにつれて、研究者は、より大規模なバイオ発酵槽の使用と酵素の商業的な使用方法を検討するようになりました。

生物学のキーワード

ここまで見てきたように、生物学は膨大な数のトピックをカバーする非常に幅広いテーマです。そのため、頭に入れるべき用語も無数にあります。

他の科目と同じ様に、生物学には覚えておくべき科目固有の独自の語彙があり、それほど単純ではありません。幸い、高校で扱う生物学の重要な用語を理解することで、授業とそこで扱われる難解な語彙がはるかによく理解できるようになるでしょう。

ポイントとなる用語は、有気呼吸、品種改良、生態系、遺伝子工学などです。高校の生物学専用の復習サイトで、キーワードと定義の用語集を見つけることができます。

生物学に見る芸術

バイオアート(BioArt)は、科学者が生きた組織、細菌、その他の生物を使って(主に研究室で、他にもスタジオやギャラリーでも)作品を制作する比較的新しい芸術手法です。この芸術分野の先駆者は、自分の身体や他の生物を使用し、技術者や科学者の助けを借りて、科学を芸術作品に作り変えることを試みてきました。

バイオテクノロジーの最も奇抜な形態の1つは、自身の顔と体をキャンバスとして使用する物議を醸すアーティスト、オーランによる衝撃的で挑発的なトランスフォーメーションです。

これは芸術でしょうか?新しい種類のアーティストは、自分の身体をキャンバスとして用いています。写真提供: Andy G via VisualHunt / CC BY-SA

オーランは美容整形の手術を用いて、パフォーマンスの一部として、芸術作品の有名な女性の絵に似せるように自分の外観を造り変えました。身体の外見を変える技術の力に焦点を当てるオーランの作品は、人間の健康の観点からも手術を使った数々の実験を通して今までの常識を覆しています。それは技術への献身がなせる業ですね!

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