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ボーカルテクニック上達のためのレッスン

作成者 Nana、公開日 08/06/2019 Blog > 音楽 > > 歌声の質を高めるには

 

人間のきれいな歌声ほど美しいものはない Laure Conan

 

きれいな歌声をしてる。これはとても素晴らしいことです。人が聴いて惚れ惚れするような歌声は天から貴重な授かりものです。しかし、その才能も使われなければ、無駄になってしまいます。適切なトレーニングやオンラインのボイストレーニングを受講し、ちゃんとした歌い方を学び、才能を最大限に発揮してほしいと思います。

歌える曲のレパートリーを増やしたり、声域を広げたり、頭声(ヘッドボイス)と胸声(チェストボイス)を出す練習をしたり、呼吸のエクササイズをしたり。声の質を高めて歌のレベルを上げ、プロの歌手を目指すための方法はたくさんあります。

今回は、声楽のコーチングをテーマに、声の質を高めるヒントをお教えします。

ボーカルテクニック向上のためのエクササイズ 10 選

才能ある歌手でも、一時の栄光にずっと浸っているわけにはいきません。一定のボイストレーニングは常に必要とされるのです。良い歌声をマスターするには、自宅でボイトレの先生にテクニックを教わるか、音楽の学校で先生に教わるかは関係ありません。

先生は一人ひとり違った教え方のスタイルを持っていますが、以下ではお勧めのエクササイズトップ10をお教えします。ボイストレーニングの場合、やはり「繰り返し」が大切。もちろん、声が出なくなることのないよう、歌いすぎは禁物です。

ピアノ 楽譜 白黒写真 音符 歌がうまくなりたいなら、音楽理論もある程度学ぶ必要があるかも。(出典:pixabay.com)

声を操り、音程通りに歌うための効果的な方法を見ていきましょう。

  1. 声のウォーミングアップは必須です。ウォーミングアップをしないと声帯を傷つけたり、声が出なくなったり、人前で歌うときに喉がつってしまったりといった残念な結果になることも。ウォームアップは主に、声という楽器の重要な部分「声帯」を整えるために行います。出せるすべての声域で歌ってみましょう。過度に声を使いすぎないよう、口は閉じたまま行います。低い音から徐々に高い音へと移行していきましょう(音程が外れないよう注意)。ビギナーの場合、キーボードやピアノを使って行うとやりやすくなります。歌うときに使うすべての筋肉(声門、喉頭、咽頭、横隔膜を含む体全体)をリラックスさせましょう。頬と唇もリラックスさせ、発声を行います。
  2. 呼吸と腹筋はつながっています。適切に横隔膜を使った呼吸をするようにします。そのための方法として、仰向けに寝て、胸部に本を置いてみましょう。呼吸をしたときに本が落ちなければokです。この練習は姿勢改善にも役立ちます。
  3. 叫ばずに聴かせる。これは、あらゆるスタイルの音楽において大切ですが、オペラでは特に重要です。声を最大限遠くまで届けるには、腹筋を使う必要があります。呼気の圧力を利用すれば、声帯に負担をかけることなく音量を上げることができます。ほぼどの声域でも、このテクニックを使えばマイクなしで声を遠くまで届けることができます。歌うときに使う筋肉をリラックスさせると、人の体は声を出すときに失った空気を自然に回復できるようになっています。
  4. 鼻腔を意識し、歌う時に空気がどこを流れているかを感じましょう。鼻をつまみつつ、様々な母音を出して歌ってみましょう。こうすると、鼻で歌っているときに気付けるようになります。
  5. どんな曲を歌うにも、はじまりと終わりがとても重要です。これは、歌うときのすべての音について言え、少年と成人男性を分ける要素でもあります。出す音とアタック(音の出だし)を生理学的に分析することが重要です。各音の出始めがどのようであるか、また、どの筋肉を使っているか、舌の位置はどうか、などを確認しましょう。個別指導なら、悪い癖がつかないようにこれらの点を確認してくれるでしょう。
  6. 緊張をほぐし、声を出しやすくします。そのため、頚椎(けいつい)に集中します。鼻を支点として頭を回すと、あることすら知らなかった多くの小さな筋肉をリラックスさせることができます。
  7. 音程通りに歌うには、まず最初に、その曲について考えてみるようにしましょう。声帯を動かす前に、まず曲のメロディーを頭の中で意識することが大切です。
  8. 発音・発声の大切さは忘れられがちです。人前で話すときと同様、歌を学ぶときも、発声を練習することがとても重要です。発声法が身に就けば、自信も高まり、本番で物おじすることもなくなるでしょう。
  9. ボーカライゼーションで重要とされる母音を練習しましょう。咽頭と喉頭をリラックスさせるために様々な母音を発声し、声帯を使いすぎることなく正確に音を出せるように練習しましょう。
  10. 舌は高すぎず、適切な位置に置くようにしましょう。違う音へと移るとき、舌がどこにあるかを意識しましょう。

声域を広げるには?

テッシトゥーラという言葉をご存知でしょうか?聞いたことがない人も多いはずです。しかし、歌手はこの言葉を知っておく必要があります。簡単に言えば、テッシトゥーラとは自然に出る胸声の声域のことです(楽器について言うこともある)。女性の場合、コントラルト、メゾソプラノ、ソプラノといった声楽パートが当てはまります。

テッシトゥーラは生来的なもので、性別や年齢によって変わってきます。思春期や更年期など、その他の要因でも高い音が出なくなり、テッシトゥーラが変わってきます。テッシトゥーラが劇的に変わることはとても稀です。ある人の声域とは異なる歌をボイスレッスンで教えようとすれば、かなりの難題になります。

しかし、効果的なトレーニングを受ければ、声域を広げたり、変えたりすることは可能です実際、そのためのエクササイズはたくさんあり、ボイトレの先生ならあなたに合った方法を見つけてくれるはずです。

メキシコ 男性 南米 音楽 歌うときに緊張してしまうなら、ボイストレーニングの先生の助けを借りてみては?(出典:pixabay.com)

声域を広げる練習の前に、テッシトゥーラの低音および中音域をしっかりとマスターするようにしましょう。原則として、高音については胸声を使う前にまず頭声で出せるようマスターします。

これは学ぶべきことというよりは、自分で身体的に鍛えながらできるようになっていくものです。また、これは声帯を鍛える練習であり、練習を重ねるとより柔軟性が高まり、それまでに出せなかった周波数で音を出せるようになります。当然ながら、何度も試行錯誤を繰り返すことになり、専門家の助けを得なければ大変なことです。個別指導の先生などであれば、正しくできているかをチェックしてくれます。

ただし、ジュゼッペ・ディ・ステファノ、マリア・カラス、ルチアーノ・パヴァロッティ、ロベルト・アラーニャ、ナタリー・デセイなど、原則にとらわれずに歌う歌手も多くいます。

優れた音色を出せるようになる

音色は声域とは異なります。音色は、出せる音ではなく音の質のことです。音色により、人の声を聞き分けることができます。また、録音された音と実際のギターの音、あるいは、質のいい楽器と安い中古楽器の質の違いを聞き分けることができるのも、この音色のおかげです。

コンサート 男性 ロック 舞台で我を失わないことも、歌と同じくらい大切。(出典:Thibault Trillet)

音色について学べば、自分について、そして、自分の声の特徴について知ることができます。ここで、少し音楽的な話になってきますが、声域と同様、音色もトレーニングすることができます。しかし、声域と同じように、劇的な変化を期待してはなりません。また、声域を変えるのと同じように、音色を変えるには多くの時間と努力が伴います。

音色においては呼吸がとても重要な役目をしますが、この点は忘れられがちです。呼吸により、声がうまく流れ安定するため、ビブラートなどのテクニックを使うことができるのです。人の声について多くのことを知り、うまく使えるようになれば、人前で素敵な歌声を披露できるようになるでしょう。お風呂で歌うのもひとつの手ではありますが…。

毎日歌の練習をするには?

当然ながら、お風呂の中で歌っていれば、一夜にして大人気のシンガーになれるわけではありません。オンラインの歌のチュートリアルで、トレーニングができるって知っていますか?

上達したいなら、毎日声のトレーニングをする必要があります。しかし、声という楽器を傷つけないように、知っておくべきことがいくつかあります。

マイク 音楽 録音 自分の歌声を録音するのも、上達方法の一つかも?(出典:pixabay.com)

歌った後、声を回復するまでには6~7時間の休息が必要です。ですから、長期的に見て声帯に負担(キャリアにとっても痛手になる)を与えないため、使いすぎは禁物です。手術で改善するとしても、リスクをとるよりは避けた方が賢明でしょう。

喉を大事にするため、炭酸飲料や乳製品、たばこ、アルコールは避けるようにしましょう。プロの歌手になりたいなら、今回ご紹介した10のボーカルエクササイズをどれでも(あるいは全て)やってみてください。身体的にも精神的にも、声の質が上がるはずです。

細かい部分にも注目してみましょう。ソーシャルメディアを使ったり、クラスを受講したり、声楽の学士、修士、博士号を取得したりして、歌手としてのキャリアを前進させていきましょう。

ボイスレッスンの先生に歌い方を学びましょう。

  • 東京のボイスレッスン
  • 横浜のボイスレッスン
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