Chapters
- 01. ダンスで体を引き締める
- 02. ダンスで新しい人に出会う
- 03. ダンスで芸術分野のキャリアを目指す
- 04. ダンスを通して新しい文化を学ぶ
- 05. ダンスをして幸福度を上げる
- 06. ダンス関連の様々な教科を学ぶ
“Let us read, and let us dance; these two amusements will never do any harm to the world.(読書をさせてほしい、ダンスをさせてほしい。この2つの楽しみが世界を害することはないから。)”– ヴォルテール
スポーツをしたいけど、何をしようか迷っているあなた。
ダンスの個別指導で、自宅から快適にダンスを学ぶのはどうでしょうか?
アートとしてもスポーツとしても成立するダンスを、習いたいという人はたくさんいます。誰もが人生で一度は、即興的にダンスをしたことがあるのではないでしょうか。
でも、ダンスレッスンで日々の習慣や生き方を変えることができるということを知っている人は多くありません。
完全な初心者でも、新しいダンスステップを習得して生活改善に役立てることができるのです。今回は、ダンスを始めるべき理由をご紹介します。学びたい種類のダンスを教えてくれるダンスの先生に問い合わせて、今すぐレッスンを開始しましょう!
ダンスで体を引き締める
初級、中級あるいは上級といったレベルにかかわらず、ダンスの先生に教えてもらうことは、夢にまで描いてきた理想の体型をゲットする最善な方法の一つです。

プロのダンサーはスリムで引き締まった体型をしています。多くの人がダンサーのような体型に憧れるものです。しかし、経験豊富なダンスの先生から週に一度レッスンを受けることで、似たような体型に近づけることに、皆あまり気づかないのです。
より早く結果を得るには、典型的な種類のダンス以外にも取り組む必要があります。筋肉をつけたい男性なら、ダンスのレッスン以外にもトレーニングやエクササイズが必要ですし、女性で筋肉はつけずに体型を引き締めたいのなら、ダンスフィットネスをおこなうのが良いかもしれません。ズンバ、ピラティスなどの練習も、呼吸の仕方を改善し、筋肉を引き締めてくれます。
ダンスは次の部分の筋肉を鍛えるのに効果的です。
- ふくらはぎ
- ハムストリング
- 大腿四頭筋
- 腹筋
- 臀部
アドバイス
毎日最低30分の有酸素運動は、ダンスの動きにも体の健康にもよい影響があります。有酸素運動は心臓に良く、レッスン中長く踊り続けるのにも効果的です(例えば、1時間ではなく1時間30分など)。動きがぎこちなくなってしまったり、リズムをとるのが難しかったりという場合も、YouTubeで動画を見ながらダンスをしてみたり、個別指導のダンスレッスンを受けたりして、体型維持に役立てることができます。
プロのダンサーは厳しい計画に沿った食生活をしています。ファーストフードは諦めましょう。様々な種類の新鮮な食材を食べ、新陳代謝を促しましょう。
ダンスの指導で引き締まった体型に!先生が食事や健康維持に関するアドバイスもしてくれるはずです。
ダンスで新しい人に出会う
ダンスは、新しい人に出会う絶好のチャンス!
ダンススタジオやカルチャーセンターなどで、グループのダンスレッスン(日本)をとれば、新しく知り合った人と一緒にダンスをすることになります。ダンスのサークルなどで親交を深めることもできるでしょう。ダンスを通して、たくさんの友好関係が生まれます。
生徒はダンスをしておしゃべりをして、コミュニケーションを築くことができます。互いへの信頼と尊敬、コミュニケーションがダンスを通して促されるのです。新しい友だちを作りたい場合、仲間とのダンスレッスンは願ってもないチャンスとなります。
また、ダンスによっては官能的な動きを伴い、パートナーとかなり接近しなければならないことがあります。サルサなどのダンスは、ダンスフロアで愛を見つけるためのものでした。もし愛する人を見つけたいなら、自分が熱心に踊らなければなりません。ただ動きをこなしているだけのダンサーは好かれないからです。
ナイトクラブやパーティーで出会った夫婦を何組知っていますか?
最後に、ダンスの種類によっては(ポールダンスやディスコダンスなど)、ナイトクラブやダンスパーティーなどでの出会いに役立つものがあります。クラブの人を魅了させ、見られても恥ずかしくないダンスができたらどうでしょうか?
もうすでに好きな人を見つけたのなら、結婚式に向けてファーストダンスのレッスンを受けることもできます。もちろん、結婚式では一日中あなたが主人公ですが、注目されるなかで振り付けされたダンスを踊れる上、式の日までパートナーと楽しいダンスの時間を過ごせるというメリットがあります。
ダンスで芸術分野のキャリアを目指す
情熱を仕事にしてみては?
趣味やキャリアといった目的を問わず、ダンスを学ぶことに興味を持つ人が増えています。社交ダンス、ラテンダンス、キューバのサルサ。どんな種類のダンスを教えるにしろ、ダンスの個別指導の先生は、好きなことをして生計を立てることができます。

個別指導では資格がなくてもダンスを教えることができますが、専門学校などで学んで、プロとしてダンスをしていくことが推奨されます。
役に立つ資格には以下のようなものがあります。
- JDAC ダンス教育指導士
- ストリートダンス検定
- 専門学校(ダンス科等)卒業
ダンスのテクニックを集中的に学びたい人もいれば、芸術の一形式としてのダンスの理論を学校で学びたいという人もいます。芸術の分野には、好ましいキャリアがいくつもあります。以下は、舞台芸術の資格でできる仕事(一部)です。
- 芸術研究者
- 振付師
- 衣装デザイナー
- 批評家
- 専門学校のダンス講師
- スクールのダンスの先生
- フィットネスクラスの指導者
- グラフィックデザイナー
- 舞踊団の指揮監督
- 個人指導者
- 人材発掘担当者
- ヨガやピラティスの指導者
情熱を仕事にすれば、一生「働く」ことはありません!働いている感覚がないからです。
ダンスのレッスンに必ずしも高い費用をかけなくても大丈夫。ダンスを無料で学ぶ方法を、こちらでご紹介しています。
ダンスを通して新しい文化を学ぶ
地球の全ての大陸に独自のダンスがあり、そのスタイルに特化したダンスレッスンがあります。

多くの国で、ダンスは重要な文化の一部となっています。ダンスの指導が、国のカリキュラムに組み込まれているところもあります。ダンススクールや専門学校で新しい人に出会ったら、その人が自分とは違うダンスを知っているかどうか聞いてみましょう。
もちろん、必ずしも自分の国のダンスを学ぶ必要はありません。
次のようなダンスを学ぶのを検討してみるのも良いでしょう。
- アルゼンチン・タンゴ
- バチャータ
- バレエ
- 社交ダンス
- ベリーダンス
- チャチャチャ
- コンテンポラリーダンス / モダン・ダンス
- キューバのサルサまたはプエルトリコのサルサ
- ダンスフィットネス
- フラメンコ
- ヒップホップダンス
- ジャズ
- ラテンダンス
- メレンゲ
- オリエンタルダンス
- ダンスホール・レゲエ
- ルンバ
- サルサ
- スウィングダンス
- タップダンス
- フォックストロット
- ワルツ
- ウェストコーストスウィング
典型的な種類のダンスを学べば、海外の学校やアカデミーに入学するのにも役立ちます。例えば、ロックンロール、リンディーホップ、ツイストといったアメリカンなダンスをマスターすれば、ジュリアードなどの有名なアメリカのダンススクールに入学できるかもしれません。
ダンスをして幸福度を上げる
ダンスを学べば、ハッピーになれます!
2014年のポーランドの研究によれば、ダンスは幸せに影響するそうです。初心者が1時間ダンスをしたところ、ストレスが軽減され、元気になり、よりクリエイティブになれたことがわかっています。2011年のギリシャの研究では、女性の乳がん患者が1時間ダンスをして幸せ度が上がったと報告されています。
パーキンソン病患者がダンスをした後に、心が落ち着いてリラックスし、疲れが軽減したことも明らかになっています。
ダンスは、あなたの芸術的側面を目覚めさせる良い方法でもあります。家族で一緒にダンスクラスやワークショップに参加し、幸せ度を高めることもできます。
精神分析医のフランス・ショット-ビルマンは2012年に、次のような言葉を残しています。
“タンゴやサルサを踊るのは、ただの楽しみではない。自己表現の方法である。[…] 患者は、自分の体とコミュニケーションをとるための新たな手段を手に入れるのだ。”
最初のレッスンの後、初心者は自分自身について多く様々なことを理解します。ダンスレッスンを通して、自分の動きを改善したり、自分の筋肉について知ったり、心を空にしたりすることができるのです。週に一度のダンスクラスで、忙しい日々の緊張をほぐしましょう。
さらに、ダンスにより自信を高めることもできます。新しい動きやテクニックを学びルーティンに加えていくうちに、ダンスフロアで踊り自分のフットワークを披露したいと感じるようになるでしょう。
専門学校やスクールで学ぶ場合と違い、個別指導ならクラススケジュールに合わせる心配もありません。好きな時に好きな場所でダンスレッスンを受けられる柔軟性がメリットになります。
ダンス関連の様々な教科を学ぶ
芸術はすべてそうですが、ダンスにも異なる教科があります。
今のダンスレベルに関わらず、経験豊富な才能あるダンサーからの個別指導でダンスを学び始めることができます。専門学校等で学ぶことは、ほぼ間違いなくダンスを習得する最善の方法だと言えるでしょう。

ダンスを学び始めたら、技術面とともに理論とダンスの歴史も学ぶことになります。そういったクラスは、ダンスという芸術とダンスの起源を深く理解するのに役立ちます。
ダンスを習得しつつ、学ぶことができる教科には以下のようなものがあります。
- 美学
- 身体の動きの分析
- 振り付け
- 振り付けと音楽の組み立て
- ダンスの教え方
- 芸術の歴史
- 音楽
- 演技の技術
- 哲学
- ダンスの歴史とダンスの文化
こういった教科の習得は、優れたダンサーになるためだけではなく、ダンスや舞台芸術の学位を取るのにも役立ちます。ダンスの理論が良くわかっていれば、歴史家や講演者になって、ダンス関連の数々のテーマを扱うことも夢ではありません。
あらゆる知識を兼ね備えた、レベルの高い個別指導のダンスの先生になってみませんか?
ダンスの授業料についての記事も読んでみてください。
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