Chapters
- 01. 表現形式としてのギター
- 02. ギターを弾くメリット
- 03. ギターを学ぶべき理由
- 04. ギターを学ぶべきでない理由
- 05. ギターを学ぶ面白い理由
- 06. 歌えば、あなたもすぐアイドルに
- 07. ギター習得を絶対諦めない
人は思春期以降、ギターに楽器としての魅力を持ち続けます。人にはそれぞれ好きな歌手やミュージシャン、バンドがありますが、その多くが大抵ギターを使っています。
皆、ミュージシャンの曲をコピー演奏したり、聞いた曲を真似たりしたいと思うものです。その実現には、ギターを弾けるようになるのがベストの方法です。さらに、ギターが弾ければ友達に一目置いてもらえることでしょう。
ギターを学ぶことのメリットとは何でしょうか?
遅すぎないうちにギターをはじめましょう!
表現形式としてのギター
音楽は万人の言語であり、魂をなだめ、すべての人間をつなげてくれます。
そして、感情を表現し解釈し、センセーションを巻き起こすことができます。音楽は、感情との調和を高め、静けさの中に音を散りばめるアートです。

ギターレッスンを受けると決めることは、ギターが自分の体と感受性の一部になることを決心したということです。ギターは、あなたの芸術表現の手段となります。
弾いてみたい音楽のスタイル(ブルース、ロック、レゲエ、ポップ、クラシックやオルタナティヴなど)によって、あなたの新たな個性的一面を他の人に表現し、そのテイストや音楽・芸術的な好みを伝えることができるのです。
ギターを弾くメリット
ギターにはたくさんのメリットがあります。シンプルなので理解しやすく、初めて習うステップも簡単で、練習すればどんどん上手くなります。
どこでも、誰とでも弾くことができる楽器です。どんな曲でも楽譜なしで弾くことができます。何千ものギターのスコアやタブ譜が、インターネットや専門店で手に入ります。
ギターは、若者にも高齢の人にも人気がある楽器です。ギターを弾き始めるのに、年齢は関係ありません。

最後に、ギターは様々な方法で学べる楽器です。クラシックの音楽学校や教室、コミュニティーセンターなどで、ギターの先生からレッスンを受けることができます。または、本や電子書籍、DVD、インターネットに公開されているチュートリアルを使って学ぶことも、音楽仲間と一緒に、あるいは、独学で学ぶこともできます。
ギターを学ぶべき理由
ギターを学ぶことで情熱が培われ、新たな世界を発見できます。
ギターに熱い想いを持っている
これは、ギターなどの楽器を学ぶモチベーションとなる最高の理由です。情熱により学びが促進され、壁にぶち当たっても克服することができます。
音楽の世界を知る
ギターを通して新たな音楽の世界を知り、違ったスタイルを身につけて、様々なレパートリーを奏でたり、いくつものテクニックを学んだりできます。
クラシックとヘビメタを両方弾ける楽器、ギター以外にあるでしょうか…ないですよね。
仲間と弾ける
ギターは、最も一体感を感じられる楽器の一つであるとよく言われます。
ギターソロを弾くのはもちろん素晴らしいですが、友達と弾いてそこで生まれるダイナミズムはさらに良いものです。
さらに、リハーサルやグループでの練習を行えば、やる気も高まり、上達も速くなるでしょう。
ギターを学ぶべきでない理由
何より、自分がなぜギターを弾けるようになりたいのかについて考え、理解しなければなりません。
いくつかのコードを知って友達の前でただ披露したいのか、一人で部屋で弾いて楽しみたいのか、様々な面からギターをマスターしたいのか-そういった点を検討しましょう。
他の人を楽しませる
これは、ギターを学ぶ理由として良くありません。経験としては満足できるものであっても、ギターを弾けるようになる必要性は、まず自分の強い要求から生じていなければならないからです。
他の人を楽しませる前に、自分が楽しみましょう。
ギターを弾くにはたくさんの練習と、何回もの繰り返し、強いモチベーションが必要となります。これらがないと、壁を乗り越えて上手くなることができません。
友達に言われて
ギターを習い始めるときは明るい気分だと思いますが、練習はゆっくりと時間をかけて行っていくものです。習得するには、不断な努力とモチベーションが必要になります。
2~3日で弾けるようになるわけではないのです。数ヶ月(数年、あるいは、完璧を目指すなら生涯)かけて、あらゆるテクニックを身につける必要があります。
よって、ギターを弾くモチベーションはあなた個人のものであり、他者に導かれるものであってはなりません。それがあなたをギターに誘った親友であっても。
一時的な流行
定義上、「流行」とは、相当数の人々がとる行動形式にまつわる一時的な現象のことを言います。

「皆やっているから、自分もやる。」
しかし、ギターの場合、流行に乗るというのは十分な理由になりません。ずっと持ち続けられる、個人的で強いモチベーションが必要です。
他者を真似しようとするのはやめましょう。早い段階で、壁にぶつかってしまいます。
ギターは簡単だ
ギターは学ぶのが簡単というのは、正当な理由になりません。むしろ言い訳のように感じられます。
実際、ギターはコントロールが簡単な楽器ではありません。基本の習得は簡単でも、なめらかに弾いて好きな曲をコピーするには、何時間も練習が必要になります。
自分のスタイルを作っていきたければ、時間をかけることにとても価値があります。ギターのプロになりたければ、どこまででも追求することになるのです。
ギターを学ぶ面白い理由
なぜギターを学ぶべきかについて、他にもいくつか理由を並べてみました。
速く習得できる
効果的に定期的な練習を数ヶ月続けると、経験アリのギタリストとして通用します。主なメジャーコードとマイナーコードを扱い、それらを弾けるようになれば、好きな曲の80%以上は再現できるようになります。
ビートルズ、ブラー、オアシスを嫌いな人はいませんよね?
ギターはある程度時間をかければ、すぐ習得できるのです。
一番前に立てる
ベーシストやドラマーと違い、ギタリストは一番前に立つことがほとんど。歌っていてもそうでなくても、スポットライトに当たります。聴衆はあなたの歌を聴き、大部分があなただけを見ることでしょう。
歌えば、あなたもすぐアイドルに

シンガーは魅力的なオーラを放っていますが、それに加えて難しいギターという楽器まで弾ければ、音楽をよく知り音楽を生きる真のパフォーマー、いわゆるステージの神と見られることでしょう。
どこでも弾ける
ピアノやハープに比べ、ギターは持ち運びできるのも利点です。どこにでも運べるので、友達との夕方の集いや、海辺、ストリート、バーなど、どこでも即興コンサートができます。
ギターは対応力がある
ロック、ブルース、レゲエ、ポップ、ファンク、フラメンコ、カントリー。ギタリストはあらゆるタイプの音楽を弾くことができます。
楽器によっては特定のスタイルの音楽しか弾けませんが、ギターは様々なタイプの音楽に対応します。
ビデオゲームでですらギターが習えるんですよ。
ロングヘア
ありきたりかもしれませんが、ギターを弾けるようになることで、ロングヘアにするための真っ当な理由が見つかります。
髪が長ければ長いほど、ロックな感じがしますよね。
ステージの中央に立たなくてもいい
ドラマーがシンバルやバスドラムの後ろで大汗をかき、シンガーがステージを駆け回りスポットライトの下で熱くなっているとき、ギタリストはステージ端で汗もかかずに静かに弾いていられます。
でも、ちょっと複雑なソロを弾きたい場合は、突然ステージ中央に割り込んで大丈夫。むしろ、歓迎されることでしょう。
ギターをインスピレーションにしたインテリア
壁にドラムセットを飾る!あるいは、自宅のインテリアに合うチェロを探す!…って難しいですよね。
でも、ギターなら様々なカラーや形のモデルが豊富にあり、自宅に合ったデザインのものを飾ることができます。
ギター習得を絶対諦めない
他の学習と同様、ギターレッスンでは自己投資とモチベーションが必要になります。
浮き沈みを経験したり、長く進歩が感じられない時期があったりもします。そこで、ギターを弾けるようになりたい理由を忘れずにいなければなりません。
絶対ギブアップしないために、なぜギターを学ぶ旅に出たいのかを知る必要があるのです。あなたにとって、何が一番のモチベーションでしょうか?
ギターを高いレベルまで上達できる人はごくわずかで、たくさんの人が難しくて諦めてしまうのはなぜでしょうか。一般的に、自分が思ったほど早く上達できなかったために、早い段階でギブアップしてしまう人が多いのです。
ギタリストがステージで弾くときは簡単そうに見えますが、何時間も定期的な練習を重ねた末にそのレベルに達していること。その結果として、ギターが簡単そうに見えるような印象を与え、スムーズに弾き即興ができるようにまでなっているのだと、知っておきましょう。
ギターを本当に弾けるようになりたければ、モチベーションが鍵です。他の人が途中でやめてしまっても、モチベーションがあれば続けて進歩していくことができます。
そうしてようやく、ギターを弾き、大好きな曲を再現できるようになる喜びを感じられるのです。
忍耐強く頑張れば頑張るほど、上手くなります。
常に長期的なビジョンを持ち、目標を設定し、一歩ずつ進めていくようにしましょう。
ギターレッスンを受けるメリットについても読んでみてください。
ギターは頑張り続けてマスターできれば、素晴らしい楽器です。ぜひ、ギター習得の旅に出てみませんか?
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